突撃!となりの夏休み

こんにちは。編集部のみゆです。
気がつけばもうすぐ夏休み。約2か月あるこの休みを有効に使いたいけど、何をしたらいいかわからない!なんて考えている人も多いのでは?
今回はそんな読者のみなさんに向けて、いい夏休みの過ごし方を提案するべく、3人の東大女子にインタビューをしてきました。ぜひ参考にしてみてください。



まずは、夏休み中に語学留学に行かれた、4年生のR.Sさんにお話をお聞きしました。
(1)留学した場所・期間・生活について
2年生の8月末から3週間、トロントでホームステイの語学研修をしました。近いので、週末にはニューヨークに遊びに行きました。
(2)なぜ夏休みに語学研修をしようと考えたか
東大の授業を削りたくなかったから、夏休み中にやりたい。となると、海外も学校は休みだから語学研修というしか選択肢しかなくて。あとは学校で外国の人と話した時に、本当に喋れない、と感じたので。
(3)留学して良かったこと
前まで、完璧な文法になってから喋りたい、と思っていたけど、今ではとりあえず喋り始めています。あとは、英語ができないいろんな国の人が結構集まっていて、他のアジア圏やヨーロッパの人の価値観の違いを知ることができました。
(4)留学したことで生じたデメリット
一回体調を崩して、ニキビがすごく出て、結構残りました。あとお金は結構かかるけど、お金以上のものは得てきたかな。
(5)留学中で印象深かった出来事
錦織圭のテニスの試合を語学研修のみんなで集まって応援したのがすごい新鮮で。あとは、外国の人って、日本人みたいにいろんなとこに行くより、一つの家に集まってパーティーする方を好んでいて改めてギャップを感じました。
(6)夏休みを迎える東大女子へ
語学研修に限らず、海外には行ったほうがいい。社会人は長期休みを取れないから、なるべく遠くに行ってほしい。日本との違いを感じてくるとか、目的を持って、成長できるような学びのある経験ができたらいいかな、と思います。
英語圏であれば、ジェスチャーで意外と通じるので、ちゃんと英語できなくても、旅行ぐらいは何とかなる。英語圏じゃない国でも、英語できない白人を見て親近感が湧いたから、あんまりネガティブなイメージを持たずにどんどん外に出てほしいな、と思います。
留学は語学力が身につくだけでなく、いろいろなバックグラウンドを持った沢山の人々と交流でき、かつ日本を外から見ることができるなど多くの良いことがあるんですね。学校の授業と留学の両立を実現していて、とても効率的な時間の使い方をされています。
お次はモンゴルに長期滞在されていた2年生のE.Fさん
(1)滞在場所、日数、内容について
拠点はウランバートルのゲストハウス。その南のゲル、北部の大草原にあるゲルにも泊まって、8月後半から合計約2週間行きました。現地では砂漠化について調べて、ゲルで現地の人の通訳つけて話を聞いたり、話を聞いた人の親戚の所に車で行ったりもしました。ドライバー代払ったから、良いように使われたかも(笑)。
(2)モンゴルに行ってよかったこと、今後に生かされたこと
いやー、大地が違いましたねえ。あんなに地平線を見たのは初めて。ちょっと飽きたけど……(笑)。あと都市の生活スタイルを見て進路選択には影響したかも。
(3)逆に、これは後悔……ということ
あんまりないなあ。あ、日には焼けた……。モンゴルにいる間はいいのよね、太陽に照らされて白く見えるから。あっちではキラキラするのに、日本のくすんだ太陽の下にいると、焼けたな?みたいな。でもこれは、日本の太陽のせいということで(笑)。
(4)モンゴル滞在史上一番の思い出
バスに乗ってたら団地で降ろされて(実はそこが終点だったのに気づいていなかった)、ここから先500トゥグルク(トゥグルクはモンゴルのお金の単位)ないとどこにも行けない、ってなったこと。空港まで歩いて、出発ロビーで白人の人に「出国間際だしお金いらないですよね、500トゥグルクください」って言ったらすごく怪しまれて、あっちが早口の英語で相談し始めたから「怪しくないよ、I am a Japanese student ! 」って言った(笑)。結局カップルが1000トゥグルク恵んでくれて助かりました。カップルは最強。
(5)夏休みを迎える東大女子へ
無理してもいいんじゃない?って思います。のんびりもいいけど、予定を詰め込む夏休みも充実してるかなーと。
ゲルに泊まるなんて経験は、夏休みのような長期休み中じゃないと絶対にできませんね!知らない土地でも積極的に動ける、その行動力には脱帽です。
最後は夏休み中にインターンシップをされていた2年生のM.Oさんにお話を伺いました。
(1)インターンの期間と仕事内容
期間は原則3か月以上(※インタビューをお願いした子は現在約1年!)。仕事内容はツアー作り()と自社メディア掲載用の記事を書くものの2つかな。
2)夏休みにインターンをしようと思ったのはなぜ?
夏に限らず、大学生活で打ち込めるものがほしかったから。
(3)ずばり、インターンを通して得たもの
作業スキルはもちろん、考える力がついたかなとは思う。どうやって面白い企画にするか、集客するか、とかを要素分解して考えていって。あとは素敵な社員さんや先輩に相談に乗って頂ける環境は大好きです!
(4)インターンをすることのデメリットってありますか?
仕事には責任が伴うから、何をしてても仕事のことが頭から離れなくなる(笑)。
(5)インターンを始めた年の、夏休みの1週間のスケジュール
基本出社は定例ミーティングの週2で、それ以外にたまーにくらい。必要に応じて下見とか打ち合わせに行って、残りは遊んでたなあ。
(6)夏休みを迎える東大女子へ
サークルでもバイトでも遊びでも、やりたいことの芯が通っていると夏休み中も後も適度に充実感を感じられるんじゃないかなーと。
☆どんなツアーを作っているの?
例えば漁業のツアーだったら、マグロの加工場見学やBBQをした後に漁業の持続可能性について考えるワークショップを準備するとか。マクロな制度的問題と、それが目に見える形で現れたミクロな課題の現場体験とを結びつけることを一番重視してます。マグロで言えばワークショップがマクロな学びを提供する方で、見学とBBQがミクロな体験になる感じです。
インターンはアルバイトよりも仕事の責任は重いですが、その分やりがいや成長は大きいようですね。夏休みにとどまらず、その後の大学生活でも続けられる活動をされているのが素晴らしいと思います。
インタビューは以上になります。3人の夏の過ごし方はそれぞれ全く性格が違いますが、どの方も自分が今まで知らなかったことやものと出会える活動をされていたのが共通点ですね。インタビューを受けてくださったみなさん、ありがとうございました!

みなさんも、今から夏の予定を立てて新しい出会いにわくわくしてみてはいかがでしょうか。

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